姿勢が悪くなる根本原因は?腹筋・背筋やストレッチをしても姿勢が改善しない本当の理由

姿勢が悪くなる根本原因は?腹筋・背筋やストレッチをしても姿勢が改善しない本当の理由

京都市中京区・烏丸御池でα Personal Training LABを運営しています代表の丹下です。

姿勢を良くしたい。

かっこよくスタイリッシュに歩きたい。

どんなにおしゃれに服を着こなしても姿勢が悪いと写真写りがなんだかいまいちだったりとボディメイク以上に気になるのが自分の姿勢の悪さではないでしょうか。

YouTubeやインスタグラムでは姿勢改善のためのトレーニング動画やストレッチが何万回も再生されているのを見かけます。

また、パーソナルトレーニングにお越しになられる方の半数以上が初回カウンセリングで姿勢の悩みを訴えられます。

もちろんスマホ首という言葉があるようにデジタルデバイスの使い過ぎや、長時間のデスクワークに原因があるということは言うまでもないのですが、毎日ジムに通われているような方にも姿勢の悪化は見られます。

今回はそもそもなぜ姿勢の悪化は起こるのか。

筋トレやストレッチで姿勢が一向に改善しないのは何故なのかについて解説します。

【目次】

  1. 随意運動と不随意運動
  2. 良い姿勢は「体性感覚」で決まる
  3. 体性感覚を高めるエクササイズ
  4. 姿勢改善についてよくある質問(FAQ)

1.随意運動と不随意運動

まず運動には意識的に行う運動(随意運動)と無意識的に起こる運動(不随意運動)の2種類があります。

あなたは今サッカーをしていてゴールに向かってボールをシュートしようとしているとします。

ボールを蹴るためのキック動作は随意運動です。しかしボールを蹴るためには片足でバランスをとる必要があります。足のスイングに合わせて体が流れないように軸足や体幹部の筋を働かせる必要があります。また足の蹴りに合わせて腕の振りも加える必要があるでしょう。

これらの動きは無意識的に連動して行われ、メインの動作を達成するためのサポートとなっています。

実は人間がある一つの動作を行う際、意識的な運動に使われる筋肉や神経の働きは全体の10%しかないといわれています。
つまりその動作に関与する90%以上の筋肉や神経の働きは無意識的に起きているということです。

人間はじっとしていることはできません。
座っているとき、朝礼で起立している時でも僅かな揺らぎの中でじっとしているように振舞っています。

この時姿勢に関与する筋肉は常に無意識的に使われています。

重要なのは随意運動と不随意運動のメカニズムは全く違うということです。

随意運動不随意運動
意識する無意識
大脳皮質小脳・脳幹など

つまり腹筋や背筋など意識的に運動を行っても日常の何気ない一瞬にこれらの筋肉が働くかどうかは全く別の問題なのです。

2.良い姿勢は「体性感覚」で決まる

では不随意運動(無意識下での筋肉の働き)をコントロールするシステムはどこなのでしょうか?

それが「体性感覚システム」です。

体性感覚とは

自分の体はどこにあってどんな状態か。を認識するシステムです。

筋肉の中には筋紡錘と呼ばれる筋肉が今どのくらい伸びているのかをモニタリングするセンサーが入っています。

骨と骨の関節面には固有感覚受容器と呼ばれる動きを感知するセンサーがあります。

また身体の表面を覆っている皮膚やその下層にある筋膜には筋の9倍もの感覚受容器が埋まっているといわれています。

これらのセンサーの働きは運動によって増強され、使わなければその感覚のフィードバックは減少します。

運動不足により体性感覚は鈍麻する

慢性的な運動不足によって筋肉や関節の位置や状態を脳が正確に把握できなくなるとその部分の筋の働きは低下し関節のポジションを適切に保つことは難しくなります。

また関節運動も粗雑になり、動作時に痛みを生じる可能性も増加します。

3.体性感覚を最大化するエクササイズ

姿勢改善にフォーカスしてエクササイズを行うなら最初は仰向けのエクササイズがおすすめです。

仰向けのエクササイズでは身体と床が広い面積で接触するため感覚を最大に活性化することができます。

α Personal Training LABでは様々なツールを用いて特に背骨の体性感覚を最大化することからトレーニングがスタートします。

トレーニングの前段階として自身の体の位置や状態を脳に最大限理解させることにより身体の動かしやすさの向上や筋出力を向上させることに繋がります。

そして、常に自身の体からの適切なフィードバックが送られ続けることによって本当の意味での姿勢改善に繋がっていくのです。

α Personal Training LABが目指すもの

α Personal Training LABが提供するのは単なる筋トレ、ダイエット指導だけではありません。
現代人が抱えるデジタルデバイス、慢性的なストレス、加工食品中心の食習慣、運動不足。
それらによって引き起こされる、慢性的な筋肉の凝り、痛み。自律神経機能の問題、生活習慣病、サルコペニアやフレイルなど健康上のすべての問題を身体の専門家としてパーソナルトレーナーが引き受ける。業務上の制約が少ないパーソナルトレーナーだからこそ複合的な身体の問題に対処できると思っています。

α Personal Training LABは本物志向の方に京都市中京区・烏丸御池で最高峰の運動指導・運動療法を提供いたします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 姿勢が悪いのは筋力不足だけが原因ですか?

A. いいえ。筋力だけが原因ではありません。

姿勢は筋力だけでなく、筋肉や関節、皮膚などから脳へ送られる「体性感覚」の情報によってコントロールされています。体性感覚が低下すると、自分の身体の位置を正確に把握できなくなり、姿勢が崩れやすくなることがあります。


Q2. 運動不足になると姿勢が悪くなるのはなぜですか?

A. 筋肉や関節から脳へ送られる感覚情報が減少するためです。

運動不足になると身体を動かす機会が減り、筋紡錘や関節受容器などから脳へ送られる感覚情報も少なくなります。その結果、脳が身体の位置を把握しにくくなり、姿勢を適切にコントロールする能力が低下すると考えられています。


Q3. 良い姿勢を維持するには筋トレだけで十分ですか?

A. 筋トレだけでは十分ではありません。

姿勢改善には筋力だけでなく、体性感覚やバランス能力、運動学習も重要です。適切な運動を繰り返すことで、脳と身体の連携が高まり、姿勢を維持しやすくなります。


Q4. 体性感覚はトレーニングで改善できますか?

A. はい。適切な運動を継続することで改善が期待できます。

ブリッジやスクワット、片脚立ち、バランストレーニングなどを行うことで、筋肉や関節から脳へ送られる感覚入力が増えます。これにより体性感覚が刺激され、姿勢のコントロール能力の向上につながります。


Q5. 姿勢が悪いと腰痛や肩こりの原因になりますか?

A. 姿勢だけが痛みの原因ではありませんが、一つの要因となることがあります。

痛みは姿勢だけでなく、ストレスや睡眠、生活習慣、過去の経験などさまざまな要因が関係しています。しかし、体性感覚を高めて姿勢を適切にコントロールできるようになることで、身体への負担を軽減できる可能性があります。


Q6. 京都市中京区で姿勢改善や慢性的な痛みについて相談できますか?

A. はい。α Personal Training LABでは、筋力だけでなく体性感覚や運動制御、疼痛科学の考え方を取り入れ、一人ひとりの身体の状態に合わせたパーソナルトレーニングを提供しています。姿勢の崩れや慢性的な腰痛・肩こりでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

丹下 翔太

・ボディメイク・姿勢改善・リハビリ・スポーツパフォーマンス指導
・α Personal Training LAB代表

・NSCA認定パーソナルトレーナー

・AZCARE Master Provider

・Synthesis認定ピラティス

・BPA認定パフォーマンススペシャリスト

店舗情報

α Personal Training LAB

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